otセキュリティシステムとは

はじめにタイトルにあります「ot」とは何かを説明いたしますと、英語のOperational・Technology(オペレーショナル・テクノロジー)の頭文字を意味します。日本語では、運用するための技術と訳せる言葉です。「ot」は特に、「ものづくり」を担う製造業においてのセキュリティー対策で使われています。現在、産業施設のネットワークへのサイバー攻撃が増え、産業用制御システムがいかに重要で、不通になった場合の影響の大きさかあらわになった今、「otセキュリティ」が注目されています。

このセキュリティは、設備や製品などの「もの」とサービス(交通・電気・水道なども含まれます)をつなぎ稼働させ続けるため対策です。稼働が停止してしまうと、産業だけでなく社会や生活の要であるインフラにも影響がありますし、機密情報の漏洩にもつながる可能性もあります。危機管理について一人一人のレベルや認識には、どうしてもバラつきがあります。しかし、このシステムを取り入れるとコンピューターに侵入するウイルスのマルウェアなどの個人の問題からネットワーク全体を保護する統合的な安全まで、企業のスタイルに合わせた運用が可能です。

そのため社内のポリシーに沿った世界からの攻撃だけでなく、社内のIT関連の機器やテレワーク・ユーザー同士の意識向上へ発展することができます。根本的な意識改革を行うことにも、otセキュリティーを知ることが大切ではないでしょうか。otセキュリティのことならこちら